Chakra |
チャクラには輪とか車輪とかいった意味がありますが、意識エネルギーの中心です。生命は7つの車輪によって走る車のようです。7つの車輪とは、5つの肉体要素(土、水、火、風、空間)と2つの精神要素(心)のことです。7つの車輪が絶えず回転し、人間の生命を制御し進展させていると考えられています。 第1から第5までの5つのチャクラは肉体要素、第6チャクラは心、第7チャクラは意識と関連しています。第1チャクラの深くに眠るクンダリーニ(エネルギーの貯蔵庫)を目覚めさせることが、潜在能力の開発のポイントです。クンダリーニのエネルギーは火のようなもので、瞑想、体操、呼吸法などはその火をまとめ、さらに大きな火へとまとめていく手段です。 また、チャクラには固有の波動があり、それをビージャ・マントラ(種子真言)と呼び、各チャクラ毎に特定の数があります。マントラは意識の波動とも言えますが、各チャクラにはサンスクリット語のアルファベットの母音か子音と半母音の”m”の組み合わせの音で、AmからGyamの50の音があると言われます。 脊椎基底部の第1チャクラには4つのマントラのVam、Sham、Gham、Sam、その中心にはLamが存在し、その中心には巨大なエネルギーが秘められている考えられています。4つの波動が共振しひとつにまとまり、脊椎に沿って存在するスシュムナー気道と呼ばれるエネルギーの経路を通り、頭頂部の第7チャクラへと向け上昇しようとします。すべてのマントラが共振し合い、小さな点の震動が究極的にはひとつの点にまとまっていきます。この上昇課程で、6番チャクラに至るまでの気道の全チャクラを開いていくと言われています。 まとまっていくひつの点は、第6チャクラ(眉間)、いわゆる「第3の目」に存在すると考えられています。そこが開かれると人は単なる有機体ではなく、「シヴァ」という至高の存在の形を帯びたものになると考えられています。そして次に第7チャクラが開かれます。 人間の体は、腰より上と下の部分2つの部分に分かれます。腰より上は脊椎に支えられ、脳にもつながっています。脳と脊椎は神経系の2つの部分です。1から5番目のチャクラは脊椎、6番目は脳の下部、7つ目は脳の上部に存在します。 第6チャクラは生命の代表であり、第7番チャクラは生命の最高の中心と考えられています。すべてのチャクラの外見は蓮の花ビラが開いたような状態として例えられています。第7チャクラのサハスラーラというのは千の花びらの蓮という意味があります。 さらにナーダ(Nada)とビンドゥ(Bindu)という2つのチャクラが、第6と第7チャクラの間に存在すると考えられています。また第3と第4チャクラの中間、つまりみぞおち当たりに最高の第8番チャクラ、ブラフマー(Burahma)・チャクラが存在するとも言われています。 このように基本的には7つのチャクラが体の中にあり、そして多数の神経系が各7チャクラにつながり肉体をコントロールしています。 また、人体には7万2千の気道があると言われていますが、主なものはスシュムナー気道とほかに、脊椎の左側にあるイダー気道と右側にあるピンガラー気道です。それらも同時に神経系のサイクルを維持していると言われています。 1)ムーラーダーラ・チャクラ 2) スヴァディシターナ・チャクラ 3) マニプーラ・チャクラ 4)アナーハタ・チャクラ 5) ヴィシュッダ・チャクラ 6)アージニャー・チャクラ 7) サハスラーラ・チャクラ 注意:各マントラは正式な発音やいつどのように吟唱するかの指導を専 |