best counter

死ぬときに後悔すること25

大津秀一

ほとんどの人は死を前にすると後悔するというでは、人生の最期を前に、どのようなことに後悔するのか。大津秀一は、終末期医療の専門家である著者が、1000人を越す患者たちの吐露した「やり残したこと」を25に集約して紹介。儚くも、切ない思いが行間から滲み出てくるようで胸が締め付けられます。例外なく、死はすべての人に訪れます。だからこそ、1人でも多くの人に後悔の少ない人生を送ってほしい。心の苦痛を訴える末期患者と、正面から向き合ってきた著者が綴った切実なメッセージが心に響く1冊です。 

A、健康、医療編

  1. 健康を大切にしなかったこと
  2. タバコを止めなかったこと
  3. 生前の意思を示さなかったこと
  4. 治療の意味を失ってしまったこと

B、心理編

  1. 自分のやりたいことをやらなかったこと
  2. 夢をかなえられなかったこと
  3. 悪事に手を染めたこと
  4. 感情に振り回された一生を過ごしたこと
  5. 他人に優しくしなかったこと
  6. 自分が一番と信じて疑わなかったこと

C、社会、生活編

  1. 遺産をどうするかを決めなかったこと
  2. 自分の葬儀を考えなかったこと
  3. 故郷に帰らなかったこと
  4. 美味しいものを食べておかなかったこと
  5. 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
  6. 行きたい場所に旅行しなかったこと

D、人間編

  1. 会いたい人に会っておかなかったこと
  2. 記憶に残る恋愛をしなかったこと
  3. 結婚をしなかったこと
  4. 子供を育てなかったこと
  5. 子供を結婚させなかったこと

E、宗教、哲学編

  1. 自分の生きた証を残さなかったこと
  2. 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
  3. 神仏の教えを知らなかったこと

F、最終編

  1. 愛するに「ありがとう」 と伝えなかったこと

著者略歴:大津秀一
1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本尊厳死協会リビングウイル(LW)受容協力医師、2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち、平成20年5月より東京都世田谷区の松原アーバンクリニックに勤務し、入院・在宅(往診)双方でがん患者・非がん患者を問わない終末期医療の実践を行っている。現在多数の終末期患者の診療に携わる一方、著述・講演活動を通じて緩和医療や死生観の問題等について広く一般に問いかけを続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Source: http://www.byoukinavi.net/archives/hospital/_25/